Vol.03
美味しい紅茶を飲んだときの
自分の気持ちを楽しく伝えていきたい
山田詩子さん
日本紅茶協会認定ティーインストラクター(2期)
Q.なぜ「紅茶」のお店を開こうと思われたのか?
一生仕事をしていこうと思っていたので、歳を重ねるにつれそれがマイナスではなくキャリアになる仕事で且つ性別、年齢などにかかわらない広く受け入れられる<食>の仕事をしたかった。
丁度大学の時小野二郎さん著の<紅茶を受け皿で>という本を読み、生活芸術に関わる仕事に関心があり、その全てを満たすティータイムを作り出す仕事をしようと思ったからです。しかも、一から自分でやりたかったです。もともとそんなに大きいことをするつもりはなく自分の趣味を形にすることがひたすら楽しかったので、会社に入らず自分で始めました。
Q.一番楽しく、ホッとできるteatimeの過ごし方は?
昔は友人を呼んでティーパーティなどを開いている時でしたが、今は自宅で一人になった時に、淹れ方に凝ってみたり色々考えてみたりして自分なりの世界を楽しんでいる時です。また、国内外ですごく美味しい紅茶に出会えたり、思いがけない場所で美味しいお菓子を見つけ、それを頂きながら紅茶を飲んでいる時などです。
Q.山田さんにとって「紅茶」とは?
なくてはならない相棒さ!と言いたいですが、<いち農作物であり、食品である>ことを常に意識させられてしまう変化に富んだいつまでたっても知り尽くしたと到底言えない存在です。だから好き。
Q.今後の夢は?
この時代に合わせてブレンドして自分の主張も入れつつトレンドセッター的な仕事が出来ればと思っています。お客様にも、楽しく開放的になって美味しい紅茶を飲んでもらいたい、美味しい紅茶を飲んだときの自分の興奮した気持ちを楽しく伝えていけたらと思っています。